

ワイルドターキー蒸留所は、1869年にトーマス・リピーが創業したリピー蒸留所を起源とする。リピー蒸留所は持ち主を転々とするが、1905年に創業者トーマスの息子であるリピー兄弟が再び蒸留所を買収し、順調に経営が行われました。
1970年、バーボンの製造に本格的に取り組もうとするオースティン・ニコルズ社によってリピー蒸留所が買収された。
「ワイルドターキー」のブランド名は、1940年に遡ります。
往時のオースティン・ニコルズの社長、トーマス・マッカーシーが自慢の101プルーフ(アルコール度数50.5%)のバーボンを七面鳥ハンティング仲間にふるまったところ好評を博し、仲間の一人が七面鳥にちなんで「ワイルドターキー」と名付けたことに由来する。
個性的な長期熟成原酒を絶妙にブレンドした"格別のバーボン"
1954年よりワイルドターキーを造り続けるマスターディスティラーのジミーラッセル氏の勤続60周年を祝った商品。
寒暖の差が激しいケンタッキーでは長期熟成が難しいとされる中、13年から16年の長期熟成原酒を使用しています。
芳醇な甘い香りとワイルドターキーならではのライ麦由来のすっきりとした味わいが特長です。
ワイルドターキーのこだわり
香り高く、味わい深く仕上げる秘けつ。
ワイルドターキーは低いアルコール度数で蒸溜し、樽詰めしています。
蒸溜するときのアルコール度数をあまり高くしすぎると、原料が持っている香り豊かなフレーバーが失われてしまうからです。
たとえその分熟成によって原酒の分量が減ったとしても、変えることのできないワイルドターキーのバーボンづくりの真髄です。
最低限の加水量で活かす鮮烈な風味
樽詰めするときと製品になったときのアルコール度数の差は少ないほどそれだけボトリングするときの加水量を少なく抑えられます。
ワイルドターキーが大切にしている蒸溜時と樽詰め時の低いアルコール度数のおかげで加水量が減らせ、熟成時に形成された繊細で豊かな風味をのこすことができるのです。

ワイルドターキーのおいしい飲み方
バーボンリッキー

材料
・ワイルドターキー:60ml
・シロップ:15ml
・ライム果汁:22.5ml
・ソーダ
飲み方
最初にソーダ以外のすべての材料、氷をシェイカーに入れてシェイク。
それを氷の入ったハイボールグラスに注ぎ、ソーダを加える。
仕上げにライムをあしらって完成です。
ワイルドハイボール

材料
・ワイルドターキー:30ml
・ソーダ :120ml
飲み方
グラスにたっぷりの氷を入れ、バーボンを分量入れる。
ソーダを静かに注ぎ、炭酸が逃げないように軽くかき混ぜて完成です。

